珈琲の飲み頃
珈琲の味と香りの限度を表す言葉に、「2週間、3日、20分」があります。これは、珈琲豆は、焙煎してから、2週間。
粉に、挽いたら、3日。 淹れたら、20分。が珈琲の飲み頃の限度だと言う、一つの目安です。 この条件をすべて、クリヤーするのは、簡単ですがあまりにも、かた苦しいので、ご参考までに、とどめて、もらえれば、幸いです。
1.珈琲豆から、見ると。
焙煎、したての珈琲豆は、たくさんの炭酸ガスを含んでいます。 そのまま、淹れても、アッサリとした味に、なります。
それは、それで、煎りたてを飲めるので、贅沢なのですが、1日ほどエイジング (ガス抜き)した豆のほうが、淹れやすく味も安定します。飲み頃は、1日〜2週間ほどでしょうか。 また、粉に挽いたら、早めに飲んでください。
2.温度から、見ると。

ペーパードリップで温度の変化から、飲み頃を見てみると右の様になります。
時間では、沸騰〜飲み頃までは、5分程度でしょうか。
また、20分は、気温、カップ、等の温度で変わってきますので、珈琲の温度を下げない工夫が必要です。
3.珈琲豆の煎り具合(焙煎具合)から、見ると。
珈琲豆の煎り具合でも飲み頃は、違って来ます。
浅煎
浅煎の珈琲は、酸味が特長で、温かい内は、上品で、あっさりとした味ですが、冷めてくると酸味が主張して、だんだん酸っぱくなります。これは、人間の舌が低い温度ほど酸味を感じ易い特性があるからです。
ですから、浅煎の上品な味を楽しむ為、淹れたらすぐに頂きましょう。
深煎
深煎の珈琲は、苦味とコクが特長で、酸味をほとんど含まないので、冷めても、それほど味は変わりません。アイスコーヒーが、深煎の珈琲を使うのは、この為です。しかし、冷まして飲むのもナンセンスですので、温かい内に飲みましょう。
また、冷めても美味しいことから、アウトドア向きの珈琲とでも言えるでしょう。
4.水の種類から、見ると。
水の種類での軟水、硬水でも飲み頃は、違って来ます。
軟水
軟水は、珈琲の酸味を際立たせます。日本の水は、水道水も含め、ほとんどが軟水です。しかし、ミネラルウオーターや、どこどこの名水などの俗に言う「おいしい水」を使うと、その特長がわかりやすいと思います。(水の含有成分での違いで変わりますので、いちがいには、いえませんが、)軟水では、酸味が得意なので、これも早めに、頂きましょう。
硬水
硬水は、珈琲の苦味を際立たせます。日本では、ミネラルウオーターで買うしか馴染みがないので、口に合わないかもしれません。しかし、エスプレッソ等の苦味の珈琲には、よく合いますので一度、お試し下さい。
